個別進学塾教匠平木のブログです

by kyosyo-hiraki
 こんにちは、個別進学塾教匠講師の平木です。6月16日に、梅花高校の入試説明会に行ってきました。梅花高校は、大阪府豊中市の女子校。コースが多様で、標準コース、特進コース、国際コースといった他の学校でもよくあるものだけでなく、医療看護コース、こども保育コース、調理・製菓コース、舞台芸術コースといった専門的なコースもあります。では、今回の入試説明会で私が気になった点を挙げていこうと思います。

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・ベルリッツ英会話講座
 毎週土曜日に、英会話スクールのベルリッツから講師を招いて授業を行うという講座。ベルリッツとの連携は、大学だと近畿大学国際学部などが行っていますが、高校で行っているのは、西大和学園高校や高槻高校など、まだ一部の学校だけ。他の学校では受けられない授業、というのは大きな魅力のひとつですね。

・リベラルアーツ
 陶芸や造形デザイン、ダンスなど、様々な科目から自由に選ぶことができる、標準コースの選択授業です。梅花女子大学との高大連携授業が数多く設定されています。

 梅花高校は、梅花高校であることの強みを生かした取り組みが多く、将来のやりたいことがある程度定まっている人には、非常に良い環境ではないかと思います。

 Hiraki

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# by kyosyo-hiraki | 2016-06-22 10:00 | 高校情報
 こんにちは、個別進学塾教匠講師の平木です。6月8日に、アサンプション国際高校の塾関係者対象説明会に行ってきました。
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 大阪府箕面市の聖母被昇天学院高校が大規模な学校改革に伴って学校名が変更され、2017年4月からアサンプション国際高校として新たにスタートします。そのアサンプション国際高校の学校改革について、私が気になった点を挙げていこうと思います。

・英語イマージョン教育
 “immerse”とは、「浸す」という意味。英語の授業だけでなく、数学や理科などの授業についてもネイティブ教員による英語の授業が展開され、文字通り英語漬けにすることで英語でのコミュニケーション能力の向上を図るというものです。語学の習得は、そればかりの環境に身を置くのが一番。古文単語も、周りがみんな平安貴族…のような環境があれば簡単に覚えられるのかもしれませんね(笑)

・指定校推薦枠
 アサンプション国際高校は、関西学院大学と協定校の関係を結んでおり、関西学院大学への指定校推薦枠が計19名。1学年の生徒数から考えると、約3分の1の生徒が関西学院大学に進学できる計算になります。関西学院大学に行きたい!という学生は、アサンプション国際高校も選択肢のひとつになるかと思います。

 他にも様々な改革が行われ、来年度から大きな変化を遂げるアサンプション国際高校。今後どうなっていくのか注目の学校のひとつです。

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# by kyosyo-hiraki | 2016-06-14 10:00 | 高校情報
 こんにちは、個別進学塾教匠講師の平木です。季節も徐々に夏に近づいてきており、汗が止まらない暑い日も増えてきました。そんな日が続く中、今回は次の和歌を紹介しようと思います。

 春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山
(万葉集・巻一)

 「春が過ぎて夏が来たらしい。真っ白な衣服を干しているなぁ。天の香具山に。」といった意味になります。この和歌は、飛鳥時代の天皇である持統天皇が詠んだものです。


 持統天皇は、大化の改新を行った天智天皇(中大兄皇子)の娘で、その後の跡継ぎ争いである壬申の乱に勝利した天武天皇(大海人皇子)の妻でもあります。天武天皇の死後、その政策を引き継いで政治を行いました。その中でも藤原京への遷都が有名です。

 この和歌を「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほしてふ 天の香具山」と習った人もいると思います。これは、新古今和歌集にこの和歌が再度収録されたときに書かれたもので、元々の和歌と多少の違いが見られます。

 この和歌の文法的ポイントは「句切れ
句切れとは、結句(一番最後の句)以外で「。」を入れることのできる、意味の切れ目のことです。今回の和歌では、「春過ぎて 夏来たるらし『』白妙の 衣ほしたり『』天の香具山」と、二句目、四句目で区切れがあると考えられます。万葉集の和歌は、この和歌のように「五・七」のリズムで切る「五七調」という形式が多いです。

 中間考査も終わり、1か月後には期末考査もひかえています。様々な行事が重なって忙しい季節ですが、勉強も頑張っていきましょう。

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# by kyosyo-hiraki | 2016-06-07 10:00 | 和歌
 こんにちは、個別進学塾教匠講師の平木です。

 5月12日に仁川学院の平成28年度入試報告会に出席してきました。この報告会では、昨年度の入試の結果や、仁川学院特有の取り組みの一つである「学内予備校」の今後の展開、仁川学院の今後の展望などの話がありました。

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 これらの話の中で、私が特に気になったのは、「学内予備校」において、進学コース・特進Ⅰコースの高校1年生を対象に「古文」が新たに開講されるという点です。古文の講座は、古典文法中心の授業を展開するスタンダードと、授業のフォローを行うベーシックの2コースに、習熟度別に分かれる仕組みです。

 古文は、中学から高校にかけて一気に難易度が上がる科目の一つです。突然大量に出てくる古典文法に翻弄される高校生も少なくありません。多くの高校では、文章と並行して出てきた文法を学びます。そのため、文章内容を把握するのに手いっぱいで文法の定着が中途半端になっている高校生がたくさん見られます。

 そんな中、古典文法習い始めの高校1年生の段階で、集中的に古典文法を学習できるこの講座は、非常に良い仕組みではないかと感じました。

 以上、仁川学院の入試報告会で気になった点についてでした。今後もこのような入試報告会や学校説明会に参加した際は、気になった点をお伝えしていこうかと思います。

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# by kyosyo-hiraki | 2016-05-18 10:00 | 高校情報
 こんにちは、個別進学塾教匠講師の平木です。今回は、次の和歌を紹介しようと思います。

 韓衣 裾に取り付き 泣く子らを 置きてぞ来ぬや 母なしにして
(万葉集・巻20)

 「服の裾に取り付いて泣いている子どもたちを置いてきてしまったなぁ。母もいないのに。」といった意味です。この和歌は、万葉集に収録されている「防人歌」の一首です。

 663年、朝鮮半島で行われた白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れた日本は、彼らの攻撃を恐れ、北九州に砦などを築きました。そのときに配置された防備の兵を「防人」といいます。

 防人は税制の一種で、主に東国(現在の関東地方あたり)の農民が徴兵されました。現在と違って、九州への道のりはとても険しく、生きて帰ってくる保証もありません。そのうえ、九州までの移動や、任地での食事や武器調達もすべて自力で行わないといけないという非常に厳しいものでした。

 そんな彼らが詠んだ防人歌は、家族や恋人に対する気持ちがストレートに表現されたものが多く、今回の和歌も子どもへの愛情が率直に描かれています。妻に先立たれ、男手ひとつで子どもたちを育ててきたのに、防人として旅立たざるをえなくなった男の辛い気持ちが痛いほど伝わってきます。

 この和歌の文法的ポイントは、「韓衣
枕詞」といって、特定の語を導き出す前置きの語のひとつです。「韓衣」は衣服に関わる言葉を導き出す役割を持っており、今回だと「裾」の前置きとして使われています。

 4月ももう終わりですね。新しい環境にもそろそろ慣れてきたころだと思います。来月には中間考査も控えており、勉強も忙しくなってきますね。新年度最初の定期テスト、スタートダッシュが肝心です。頑張っていきましょう!

 Hiraki


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# by kyosyo-hiraki | 2016-05-10 10:00 | 和歌